肘の黒ずみ・色素沈着・ガサガサ乾燥を解消!セルフケアで目指せ『ヒジ美人』!

乾燥した肘を放っておくとひび割れになる恐れも

冬場になると肘の皮膚はどんどん乾燥します

これまでご紹介したように、ヒジやヒザは身体の中でも最も乾燥しやすい皮膚です。これは、ヒジやヒザには皮脂腺(脂肪分が体内から染み出る穴)が極端に少ない部位で、自力で潤いを保つことが難しいからです。
また、動物が座る姿を思い描いていただくとわかりますが、肘や膝は本来地面などに押し付ける機会が多い部分ですので、他の皮膚異常に皮膚の角質化が進行しやすいパーツなんですね。
乾燥が続くと、皮膚はひび割れをおこしやすくなります。ひび割れをおこした部分は皮膚がむき出しになり、細菌が入り込む可能性が高まります。
また、ヒジは角質がぶ厚くなるので、一度ひび割れたところが何度も何度も割れ、治りにくくなってしまいます。
 
湿度が40%以下になると角質層の水分蒸発は急速にすすむといわれています。湿度が低くなる冬場などはとくに、肘の乾燥とひび割れに注意が必要な季節だといえます。

肌の表皮細胞が角質に変わるメカニズム

肌は大きく分けて三層に分かれています。

 

表皮細胞が角質化するメカニズム-ヒジ美人

皮膚は身体に近い方から順に、真皮層・表皮層・角質層の3層があります。表皮には皮膚をつくる表皮細胞があり、新しい表皮が内側にできると古い表皮は外側に移ります。古い角質は剥がれ落ち、皮膚の表面にあわられた表皮が新しい角質となって外部からの刺激や細菌・ウイルスを防御します。
新陳代謝によってこのように肌は生まれ変わっていくのですが、肘など刺激にさらされやすく乾燥しやすい部分は、一番外側の角質層が分厚く硬くなるのです。
この分厚い角質に蓄積した色素や汚れは、表面的な汚れとちがってちょっと洗ったぐらいでは(表面の角質をちょっと剥がしたぐらいでは)なかなか落ちない黒ずみとなってしまうのです。
 
また角質は表皮よりも頑丈で刺激に強い反面、硬くて弾力があまりありません。水分・油分不足で乾燥すると、分厚い角質層に亀裂が入り、ひび割れになってしまいます。
ちょっと大げさな例ですが、いつも裸足で稽古をしているお相撲さんの足の裏は、角質がカチカチに固まって厚さが1~2cmにもなるそうです。もちろんよくひび割れを起こすので、接着剤やアスファルト用のボンドなどで補修するという話です。
肘も同じ原理で、普段からほおづえをよくついたり強い圧力がかかると、皮膚はそれに抵抗して丈夫な角質層をどんどん形成していくのです。

 

肘の黒ずみとガサガサ乾燥が改善した方法

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